「スマホの文字入力方法」というと、真っ先に思い浮かぶのがフリック入力ですよね。
ガラケーにはなかったスマホ特有の入力方法であり、文字入力に関して最も高速に打つことができるため、LINEやメールでの使用率も高く有名ですよね。
あなたも、フリック入力に関しては一度は聞いたことがあると思います。
実は「スマホの文字入力方法」と言っても、まだまだ複数の方法があります。
この記事では、フリック入力をはじめ音声入力や手書き入力といった特殊な方法など、すべての文字入力方法を解説しています。
特にはじめて「スマホの文字入力方法」学ぶ方でも分かるように画像付で解説しているため、スマホの文字入力を完全習得できます。是非、参考にしてみて下さい。
スマホの文字入力は画面を触ればOK!
「スマホの文字入力方法」を解説する前に、まずは基本的なことを1点紹介します。
スマホはガラケーと違って、ボタンが1つもありません。基本操作は、すべて画面を触る必要があります。
文字入力に関しても例外でなく、タップやフリックといったスマホ特有の操作が必要になり、すべて画面を触って操作を行います。
スマホの基本操作は全部で12種類あります。操作が不安な方は、まずは下記の記事を読んでおくと文字入力もスムーズにできます。
【参考】スマホの基本操作方法(12種類)を学びたい方はこちら
例えば、LINEで文章を作成する方法を紹介します。
まずは、本文にタップするとスマホの画面下部に、「ソフトフェアキーボード」が表示されます。
あとは、文字を1つずつタップもしくはフリックすることで、文章を作成できます。
スマホの文字入力方法は1つだけでない!
スマホの文字入力方法は、全部で5種類あります。まずは下記をご覧下さい。
【スマホ編】文字入力方法一覧
- フリック入力
- トグル入力
- フルキー入力
- 音声入力
- 手書き入力
有名なフリック入力をはじめ、トグル入力やフルキー入力といった馴染みのない入力方法から、音声入力や手書き入力といった特殊が文字入力方法もあります。
次の項目では、画像と一緒に具体的な文字入力方法を1つずつ紹介していきます。
フリック入力 ※スマホ特有の入力方法
フリック入力は、スマホの基本操作「フリック」を応用した入力方法になります。
スマホのソフトフェアキーボードには、50音順の「あ行」から「わ行」、濁点の「、」や「。」、他に絵文字があり、各文字をタップすると花びらのように文字が表示されます。
そして入力したい文字をフリック(払う)ことで文字入力ができます。
(例)「あ」「い」「う」「え」「お」を入力する場合
- 「あ」をタップ(触る)すると、「あ」
- 「あ」を左にフリック(払う)すると、「い」
- 「あ」を上にフリック(払う)すると、「う」
- 「あ」を右にフリック(払う)すると、「え」
- 「あ」を下にフリック(払う)すると、「お」
フリック入力は、スマホ特有の文字入力方法ということもあって慣れが必要になりますが、5つの入力方法のなかで最速で文字入力ができます。さらに両手打ちも可能!慣れると片手の2~3倍で文字入力ができます。
スマホ初心者の方は、まずは文字の位置を覚えことから始めてみて下さい。
次にフリック操作の感覚を覚えると、自然と文字入力の速度が上がってきます。
トグル入力 ※ガラケーのボタン入力と同じ
トグル入力は、ガラケーのボタン操作に似た入力方法になります。
スマホのソフトフェアキーボードには、50音順の「あ行」から「わ行」、濁点の「、」や「。」、他に絵文字が表示されます。
各文字を一定の回数をタップすると、入力したい文字を入力できます。
(例)「あ」「い」「う」「え」「お」を入力する場合
- 「あ」を1回タップ(触る)すると、「あ」
- 「あ」を2回タップ(触る)すると、「い」
- 「あ」を3回タップ(触る)すると、「う」
- 「あ」を4回タップ(触る)すると、「え」
- 「あ」を5回タップ(触る)すると、「お」
トグル入力はガラケーのボタン操作に似ているため、スマホ初心者でも直感的に文字入力ができます。
感覚はほぼ変わりません。違いといえばボタンがあるかないかという点です。
フリック入力のようにスマホ特有の文字入力を覚える必要はありませんが、ボタンをタップする回数が圧倒的に多いため疲れやすいです。
さらに、同じ行の文字を連続して入力ができません。また、LINEの早打ち(すぐに返信したい)には向いていません。
フルキー入力 ※パソコンのキーボードと似ている
フルキー入力は、パソコンのキーボードに似た入力方法になります。
スマホのソフトフェアキーボードには、アルファベットが表示されています。
かな文字(日本語モード)にすると、ローマ字の入力ができます。
英字にするとアルファベットがそのまま入力できます。
(例)「あ」「い」「う」「え」「お」を入力する場合
- 「A」を1回タップ(触る)すると、「あ」
- 「I」を2回タップ(触る)すると、「い」
- 「U」を3回タップ(触る)すると、「う」
- 「E」を4回タップ(触る)すると、「え」
- 「O」を5回タップ(触る)すると、「お」
フルキー入力を行うには、ソフトフェアキーボードの「キーボードマーク」をタップし、日本語モードに切り替えてから行って下さい。
フルキー入力は、パソコンのキーボードとほぼ配置が同じであるため、普段からパソコンで文字を入力する方にとっては、とても扱いやすい入力方法になります。
特に英字を入力する場合、そのまま表示されるためフリック入力やトグル入力よりも圧倒的に速く打てます。
逆に、かな文字を入力する場合は不向きです。タップする回数が多いだけでなく、1つ1つのボタンが小さいこともあって、誤字が発生しやすいです。
音声入力 ※音声機能搭載の端末のみ
音声入力は、自分の声を文字に変換し表示させる特殊な入力方法になります。
ここまで紹介したフリック入力やトグル入力、フルキー入力と違って、画面をタップして文字入力するといったことはありません。
スマホのソフトフェアキーボード内にある「マイクボタン」をタップしたら、声を発するだけでOK!あとは自動的に文字入力されます。
(例)「あ」「い」「う」「え」「お」を入力する場合
- スマホに向かって「あ」「い」「う」「え」「お」と話すと、画面に「あ」「い」「う」「え」「お」と表示される。
音声入力は、タップといった操作をしなくても文字入力ができるため、指や手が疲れません。
スマホを操作するよりも、負担度は圧倒的に少ないです。
その反面、声が小さかったり噛んでしまうと誤字が発生します。
特に小声や滑舌が下手な方は、音声の誤認識が多発しストレスになると思います。
手書き入力 ※読み方が不明な時に活用
手書き入力は、キーボードアプリの「Gboard」を使った入力方法になります。
GboardはGoogleが提供するキーボードアプリです。大半の機種に初期設定として搭載されているため、ソフトフェアキーボードで使えます。
ただし、iPhoneではGboardが利用できるものの手書き入力が未対応です。
自分のスマホにインストールされていない場合は、iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playからインストールして下さい。
【iPhone版】App Storeの「Gboard」はこちら
【Android版】Google Playの「Gboard」はこちら
手書き入力の設定と使い方(Android)
- LINEやメールなど、文字を入力するアプリをタップ
- 本文をタップし、ソフトフェアキーボードを表示
- 左上の「機能を開く」をタップ
- 設定アイコン(歯車のマーク)をタップ
※表示されない場合は、「その他アイコン」から「設定アイコン」をタップ - 「言語」から使用する言語をタップ
- 右にスワイプし、「手書き」レイアウトを有効
- 最後に「完了」をタップすると、手書き入力の設定が完了
- 「地球のアイコン」をロングタップ(長押し)
- 手書き入力用のキーボードを選択
- キーボードに指もしくはタッチペンで文字を書く
上記の方法でレイアウトが表示しない場合は、言語が未対応です。手書き入力はできません。
手書き入力は、読めない文字を入力したい時には最適な入力方法です。
どんなに難しい文字でも、なぞるだけでOKです!
ただし、毎回手書き入力用のキーボードを表示させないといけないため、少し面倒臭いです。
平仮名・英文字・数字の切替方法
「ソフトフェアキーボード(文字入力画面)」では、平仮名だけでなく、英文字や数字といった言語も入力できます。
切替方法は、左側に配置されている「あA1」というボタンをタップするだけでOK!
「平仮名」→「英文字」→「数字」順に切り替わります。
まとめ
「スマホの文字入力方法」と言っても、全部で5つの方法があります。
スマホ特有のフリック入力をはじめ、ガラケーのボタン形式に似たトグル入力、他にもパソコンのキーボードに似たフルキー入力があります。さらに、音声入力や手書き入力といった特殊な入力方法もあります。
どの入力方法もメリットやデメリットがあるだけでなく、使い方が全く異なります。
特にスマホ初心者は、最初は覚えるのがとても大変だと思います。
時にはストレスで嫌になってしまうかもしれませんが、まずは文字をゆっくりと打つことからはじめ、スマホに慣れることから始めてみて下さい。
繰り返すことで、少しずつ文字入力が早くなっていきます。焦らずにゆっくりと覚えていって下さいね。
文字入力に慣れた方は、アプリのインストールも是非挑戦してみて下さい。
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