ガラケーやキッズケータイといった3G回線に対応した端末と4G回線対応のスマホでは、機能や使い方が大きく異なります。
特にはじめてスマホを使う方は、多種多様なアプリや高性能なカメラに衝撃を受けるに違いありません。またボタン操作がないスマホの使い方に、最初は戸惑うと思います。
このように、スマホにはガラケーやキッズケータイとは全く異なる機能や使い方もあることから、メリットとデメリットの両方の側面があります。
この記事では、スマホのメリットとデメリットについてまとめており、ガラケーにはなかった影響についても紹介しています。
特に現在ガラケーやキッズケータイを使っている方、他にもスマホって何?と考えている方は、是非参考にしてみて下さい。
スマホのメリット
「スマホのメリットって何?」と聞くと、人によってさまざまな意見があると思います。
ここでは代表的な5つのメリットについて紹介していきます。
主なスマホのメリット
- 画面が大きくて見やすい
- 便利なアプリやYouTubeなどの動画を楽しめる
- SNSで友達や知人と交流できる
- 高性能なカメラが使える
- 無料Wi-Fiに対応
画面が大きくて見やすい
ガラケーというと折りたたみ式が一般的です。画面とボタンが分類されており、液晶画面も3.0~3.5インチが主流です。
一方、スマホはというとボタンがなく4~6.5インチの大画面になるため、圧倒的に見やすくなります。
例えば、サイトやメールなどの文字も約1.5倍になるため、文字を拡大表示しなくても楽々読むことができます。
便利なアプリやYouTubeなどの動画を楽しめる
4G回線対応のスマホには、アプリという機能があります。これは従来の1つ1つのサイトが1つのコンテンツという形で作成され、機能の1つとして使うことができます。
アプリといっても多種多様です。インターネットを使って検索などができるGoogleやSafari、友達や家族、会社やお店などに連絡ができるGmailやLINE、動画を再生できるYouTube、他にもゲームや音楽の視聴といった娯楽アプリなどもあります。
このようにガラケーやキッズケータイにはなかったアプリという機能は、あなたの従来の価値観を180°変えてくれます。
SNSで友達や知人と交流できる
ガラケーの主な機能は電話やメールであり、お互いに電話番号やメールアドレスといった個人情報を知る者でないと連絡をとれませんでした。
それに対してスマホはインターネット回線を使うことで世界中の人と交流できる手段が確立されています。個人でもSNS(ソーシャルネットワークサービス)を使えば、友人や知人はもちろん芸能人やスポーツ選手、それに同じ趣味や興味がある人と交流できるようになりました。
主なSNSとしては、FacebookやTwitter、Instagramがあります。
高性能なカメラが使える
ガラケーにもカメラ機能がありましたが、「普通に写真を撮って保存」といった使い方が主な目的です。
スマホは写真を撮るだけでも高い画素数やコントラスト調整、それにズームや広角といった機能、さらにAIによって自動的に手ぶれ補正などがあります。このように多彩な機能を使えばプロと同じような写真を誰でも撮ることができます。
他にも、撮った写真を自分で加工や編集、それに他のアプリ(SNSなど)に活用といった使い方もできます。
また、写真撮影以外にも動画の撮影もできます。このように、スマホは高性能なカメラとして大幅に進化しました。
無料Wi-Fiに対応
ガラケーは3G回線のみ対応であり、契約している携帯電話会社の電波のみしか使えませんでした。
しかし、スマホは4G回線の端末であるため、契約している携帯電話会社以外にもさまざまな4G回線の電波も受信して使うことができます。
Wi-Fi(無線通信技術)もその1つです。例えば、自宅に固定回線を契約している方はルーターと呼ばれる専用の機器を使うことで、スマホにも光回線の電波を受信して高速通信ができます。
他にも、コンビニやファミレスなどに設置されている無料Wi-Fiスポットで電波を受信すれば、高速通信ができます。
スマホのデメリット
スマホのデメリットも、人によってさまざまな意見があると思います。
ここでは代表的な5つのデメリットを紹介します。
主なスマホのデメリット
- 操作方法が大きく異なる
- 月額基本料金が高くなることもある
- バッテリーの消耗が早くなる
- 端末本体が高い
- 誤作動しやすい
操作方法が大きく異なる
ガラケーにはボタンがあったため、文字打ちや画面の移動といった操作もすべてボタンを押すことで完結できました。
しかし、スマホにはボタンがないため、直接画面を触らないと操作ができません。
例えば、文字打ちの場合フリック入力と呼ばれる特殊な操作が必要です。(ボタンを複数回押す方法でも入力が可能)
他にも、タップやスクロール、ピンチといったガラケーにはなかった指の使い方をすることで画面の移動や拡大ができます。
このようにガラケーのボタン操作で慣れてきた方は、いきなりスマホを使うと全く操作方法が異なることから、最初は抵抗があり戸惑うと思います。
しかし、操作方法を練習したり慣れれば誰でも使いこなすことができるため安心して下さい。
当サイトでもスマホの基本操作や文字入力を画像付で解説しているため、すぐに覚えることができます。
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月額基本料金が高くなることもある
ガラケーは電話とメールのみの機能であり、大半の方はケータイプランと呼ばれる特別なプランに加入していると思います。
ケータイプランは、電話やメールをあまり使わない方でも約1000~2,000円程度の安い料金で済んだと思います。
しかし、スマホでガラケーと同じ使い方(電話やメールのみ)をしたとしても、契約会社やプランによっては今より月額基本料金が高くなる場合もあります。
逆にあなたに合った最適な契約会社やプランを選択すれば、今より月額基本料金を安くすることもできます。
あなたが損をしないためにも、契約会社やプラン選びはしっかりと比較して慎重に選ぶようにして下さい。
バッテリーの消耗が早くなる
スマホはガラケーと比べるとバッテリー持ちが圧倒的に悪いです。例えば、動画や音楽を長時間再生してしまうと1日も経たない間にバッテリーが消耗してしまいます。
これは、4G回線対応のスマホで大量のデータ通信を行うことが主な原因です。
スマホで電話とメールのみ使う場合であれば、バッテリー問題に関してあまり気にする必要はありません。しかし、頻繁にアプリを使ってデータ通信を行うなら頭の片隅に入れておくと良いと思います。
ちなみに、バッテリーの消耗が気になる方はスマホに搭載している省エネモードを活用、他にも最初から大容量バッテリー搭載(5000mAh以上)のスマホを購入するなど、対策ができます。
端末本体が高い
端末本体の価格を比べた場合、全体的にガラケーよりスマホの方が高い傾向です。
スマホにはスペック(機能など)ごとに3段階に分類されるのですが、最も価格帯が低いローエンドモデルでも、1~2万円が相場です。最上位のハイエンドモデルとなると10万円以上の価格帯が相場になり、最新機種のiPhoneシリーズなどの高機能の機種が該当します。
特にはじめてスマホを購入する方にとっては、安いガラケーと比べてしまうと抵抗感が出てしまうと思います。
IIJmioのような端末セットに力を入れている格安SIMを選択すると、スマホを安く入手できます。
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誤作動しやすい
スマホは電話やメール、高機能なカメラ、それに多種多様なアプリを搭載している端末です。さまざまな機能が使えて便利ですが、ガラケーと比べると誤作動が発生しやすいです。
これは高度な処理を端末内で常時行っており、過剰な負荷がかかった時に発生します。例えば、画面のフリーズ(止まってしまう)などが発生しますが、再起動や電源を切るといった解決方法を行えば対処できます。
最初はこのような問題に戸惑うかもしれませんが、誤作動が発生しやすいことを認識しておくと良いと思います。
【スマホの影響】ガラケーにはなかった利点
スマホは、私たちの生活を大きく変えてきました。特に高機能で多種多彩なアプリは、日常生活だけでなく仕事や学業といった場面でも、大きく貢献しています。
ここでは、スマホがもたらす利点について紹介します。
スマホの利点
- 多種多彩な情報や知識を獲得・学力アップ(勉強の幅が拡大)
- GPSで防犯対策
- 新たなコミュニケーションツールになる
多種多彩な情報や知識を獲得・学力アップ(勉強の幅が拡大)
スマホがなかったガラケーの時代では、学業というと参考書や問題集、それに辞書といった書籍を中心に勉学を励んでいました。
しかし、スマホが登場したことでGoogleやYahoo!といった検索アプリ使うことで、他種多様な知識を瞬時に学ぶことができるようになりました。さらに、ZOOMなどの音声対話会議アプリなどを使うことで、自宅で対面授業も可能になり、優秀な先生と出会う可能性が拡大しました。
スマホ1つでさまざまな知識の習得、そして効率化、さらに学力アップも可能になり、使い方次第では勉学の可能性を無限に引き出すことができます。
GPSで防犯対策
スマホに搭載している位置情報という機能を使えば、自分の居場所を画面に表示することができます。
これはGPS機能とも呼ばれており、アプリと併用するとさまざまな機能や使い方として活用できます。
例えば、お子さんの位置情報から親御さんに場所を知らせるGPSアプリを使えば、不審者などからの犯罪に対して防止できます。
新たなコミュニケーションツールになる
ガラケーでコミュニケーションといえば電話やメールが主な連絡手段でした。しかも、実際に会って電話番号やメールアドレスを取得しないと、お互い連絡を取れませんでした。
しかし、スマホは電話やメール以外にもLINEやFacebook、Twitter、Tik TokといったSNSでコミュニケーションをとることができます。さらに、実際に会わなくてもOK!インターネット上で連絡を取れることから、コミュニケーションが格段と楽になりました。
つまり、家族や友達、知人でなくても、全世界の人とコミュニケーションが取れます。交流関係の幅も一気に拡大しました。
【スマホから悪影響】ガラケーにはなかった問題点
スマホは良い影響ばかりではありません。悪影響をもたらすこともあります。次に、スマホの問題点について3つ解説します。
スマホの問題点
- スマホ依存症になる人もいる(使用時間には注意!)
- 高画質な画面や長時間使用による視力低下
- 簡単に課金ができてしまう
スマホ依存症になる人もいる(使用時間には注意!)
スマホの悪影響として社会問題になりつつあるのが、「スマホ依存症」です。あなたも一度は聞いたことがないでしょうか?
この症状の方は、スマホにのめり込み24時間常にスマホを触ってしまいます。当然、一般の方が寝る深夜の時間帯でもスマホを操作してしまうため、昼夜逆転の生活になりやすいです。そうなってしまうと、仕事や学業に支障をきたしさまざまな問題を引き起こしやすくなります。
また、スマホを触っていないと不安になってしまい、日常生活すらままならなくなる方もいます。
スマホ依存症と聞くと10代や20代の若者をイメージしがちですが、50代以上の中年も発症することもあります。スマホ依存症は年齢に関係なく発症するため、長時間の使用は注意したいものです。
高画質な画面や長時間使用による視力低下
ガラケーの粗かった画面と比べると、スマホの画面解析度は大きく進化しました。4KのフルHDのディスプレイは当たり前!現実とほぼ変わらないと言っていいほど、とても綺麗な画面になりました。
しかし、あまりにも画面が綺麗になってしまったことで、逆に目の負担が倍増!さらに、スマホのバックライトに含まれるブルーライトによっても目に影響を与えています。
長時間画面を見続けると視力の低下にも繋がるため、注意しなければいけません。
最近ではブルーライトをカットできる画面シートや眼鏡なども販売しています。うまく活用して、対策してみると良いと思います。
簡単に課金ができてしまう
スマホには有料や無料を含めてさまざまアプリがあります。特に無料のアプリに関しては、とても注意しないといけません。
例えばアプリのインストールは無料であるものの、一部のサービスを利用するには課金(有料)が発生することがあります。課金はボタン1つで簡単にできてしまうため要注意!それに課金といっても少額ですが、頻度が積み重なると高額になります。
特に18歳未満のお子さんがいる親御さんは、課金に対するフィルタリング(購入制限など)を行うなど、対策を行い安心してスマホを使えるように配慮が必要になります。
まとめ
スマホはガラケーと比べると高性能なカメラや多種多様なアプリ、そして大画面で見やすいなどメリットが数多くあります。
日常生活や仕事、学業においても欠かせないアイテムとして使われていますが、操作性の違いや誤作動の発生の問題、端末本体や月額基本料金が高くなるなど、デメリットも少なからずあります。
それにガラケーにはなかった影響が良い面も悪い面もあるため、その点を踏まえながらうまく活用する必要があります。
スマホをうまく活用できれば、あなたの生活も今よりも大幅に変化しそして便利になること間違いありません。是非、実践しスマホ生活を楽しんでみて下さい。