UQモバイルでガラケーが使えるのか?ガラケー利用者にとって、とても気になる問題だと思います。
最初に結論から言うと、UQモバイルではDINGO Phoneを取り扱っているため、ガラケーが使えます。
しかも、DIGNO Phoneは4G LTEに対応している機種だから、auの3G回線のサービスが終了(2022年3月末)しても関係なし!今まで通り継続して使えます。
ところで、DIGNO Phone以外でガラケーは使えないのか?他の機種は対応しているのか?
当サイトでは、UQモバイルの動作確認端末(ガラケーやガラホ)を調査しました。
また、ガラケーを使う場合の契約方法や最適なプラン、さらに契約する際の注意点もまとめています。UQモバイルでガラケーの利用を考えている方は、是非参考にしてみて下さい。
【UQモバイル】ガラケーの動作確認端末一覧
UQモバイルで使える機種を調べるには、公式サイトにある「動作確認端末一覧」で調べることができます。
このページでは、キャリアやメーカーごとにUQモバイルの対応機種が掲載されているため、スマホ(iPhoneやAndroid)だけでなく、ガラケーやガラホの対応状況も分かります。
まずは、「4G LTE対応プラン」を選択します。
次に、「ケータイ」を選択します。
すると、UQモバイルに対応しているガラケーやガラホが一覧で表示されます。
UQモバイルに対応!ガラケーやガラホの機種一覧
- DIGNO Phone (京セラ)※UQモバイルのガラケー
- らくらくホン F-01M(富士通)※ドコモのガラケー
- GRATINA 4G KYF31(京セラ)※auのガラケー
- AQUOS K SHF33 (SHARP)※auのガラホ
- AQUOS K SHF32(SHARP)※auのガラホ
DIGNO Phone以外はUQモバイルで販売していないキャリアのガラケーもしくはガラホです。SIMロック解除が必要になってきます。
今のところUQモバイルでは上記の5機種が対応していますが、利用条件や購入場所に関して注意点があります。
一部のサービスが使えない
UQモバイルのDINGO Phoneを除いて、上記掲載していた4機種(ドコモやauのガラケー・ガラホ)は、一部のサービスが使えません。
例えば、らくらくホン F-01Mは対応エリアのバンド18/26(800MHz帯)が非対応になります。他に留守番電話や三者通話といったサービスも使えません。
他にも、安心アクセスVやセキュリティサービスが使えない機種もあります。
DINGO Phoneのオンライン販売が終了
UQモバイルのDINGO Phoneは、すでにオンライン販売を終了しています。取扱店舗(実店舗)も同様に、新品の販売がほぼありません。
どうしてもUQモバイルのDINGO Phoneを使いたい方は、ネット通販店や実店舗の中古スマホショップで機種を探す必要があります。
中古スマホショップと言っても多種多様ですが、機種の価格や品質(使い具合)、サービス(保証や返金)などがあるため、案外お目当ての機種を発見できます。
全額保証対応の中古スマホショップがおすすめです。万が一ネットワーク制限で使えなくなっても、対応してもらえます。
UQモバイルで動作未確認のガラケーは使えるのか?
UQモバイルの公式サイト(動作確認端末)に掲載されていないガラケーでも、4G LTE回線に対応したauのVoLTE機種であれば使える可能性があります。
ただし、公式サイトは「利用できない可能性もあること」「利用するにはお客様の責任においてご利用」と明記しています。
つまり、利用できなくなっても自己責任です。100%利用できる保証がないため、個人的におすすめしません。
UQモバイルでガラケーを使う方法は2つ!
UQモバイルでは新規契約(はじめて電話番号を取得)とMNP転入(他社から乗り換え)ができます。
どちらも、スマホはもちろんガラケーを使いたい方でも契約できます。
ここでは、ガラケーを使う方法について2つの方法を紹介します。
自分でガラケー(動作確認機種)を用意する
事前に、さきほど紹介したUQモバイル対応のガラケー(動作確認機種)を中古スマホショップ(ネット通販や実店舗)で購入してから、UQモバイルでSIMカードのみ契約する方法です。
自分でガラケー(動作確認機種)を用意する必要がありますが、好みの機種を選択できます。場合によっては、友人や知り合いから譲り受けることもできるため、初期投資が0円も可能です。
DINGO Phone(UQモバイル)以外は、SIMロック解除が必要になります。事前に、各キャリアで手続きを済ませておいて下さい。
UQモバイルで端末セット(DINGO Phone)を契約する
UQモバイルで端末セット(DINGO Phone)を契約すれば、機種変更と同時に新規契約(MNP転入)もできます。
ガラケーが使えるし手続きも1回で終わるため、最も楽な方法になります。
ただし、DINGO Phoneのオンライン契約はすでに終了しており、実店舗(取扱店舗)もほぼないため、現実的にとても難しい方法になります。
【参考】DINGO Phoneのスペック
- メーカー(京セラ)
- カラー(ホワイト・グレイ)
- サイズ 幅×高さ×厚さ(約51×113×16.7mm)
- 重量(約130g)
- 通信形式(4G LTE)
- バッテリー容量(1,500mAh)
- 連続通話時間(約530分)
- 連続待受時間(約530時間)
- CPU(MSM8909 ※1.1GHz、 4コア)
- RAM(1GB)
- ストレージ(8GB)
- ディスプレイ(3.4インチ)
- カメラ(800万画素)
- おサイフケータイ(対応)
- ワンセグ(対応)
- テザリング(対応)
- 緊急地震速報(対応)
- 津波速報(対応)
- 災害・避難情報(対応)
- 耐衝撃(対応)
- 防水(対応)※IPX5/IPX8
- 防塵 (対応)※IP5X
- 最大下り速度(150Mbps)
- Wi-Fi規格(IEEE802.11b/g/n)
DINGO Phoneは、ボタン操作で文字入力ができます。スマホと違って画面をタッチし文字入力する必要もないため、ガラケーに慣れている方は抵抗感が少ないです。
ただ、1つ注意があります。DINGO Phoneはスマホではないため、アプリのインストールができません。(LINEやゲームアプリが使えない)
通話とメール対応の機種ということを覚えておいて下さい。
UQモバイルではガラケーもキャンペーンが適用!
UQモバイルは、さまざまなキャンペーンを定期的に開催しています。対象者は新規契約(MNP転入を含む)が中心ですが、端末条件(端末の種類)といった制限がありません。
つまり、UQモバイルでガラケーを使う場合でもキャンペーン対象になります。契約する際は是非活用してみて下さい。
UQモバイルでガラケーを利用!どんな人がおすすめ?
UQモバイルでガラケーを使った方が良い人は、大きく2パターンあります。
こんな人がおすすめ!
- 通話がメインの人
- 月額利用料(維持費)を安くしたい人
特に通話がメインの人でも、自分から電話を発信することが少なく、どちらかというと受信することが多いなら、月額利用料も約1,628円~2500円程度で抑えることができます。
また、長電話の人でも「くりこしプランS【月額1,628円】」と「かけ放題(24時間いつでも)【月額1,870円】」の組み合わせで契約すれば、月額3,498円だけで済みます。
通話代を高額請求される心配もなく安心です。
UQモバイルの申し込み方法
UQモバイルでは、新規契約する場合(はじめて電話番号を取得)と他社から乗り換え(MNP転入)する場合では、申し込みまでの流れが少しだけ異なります。
また、UQモバイルのDINGO Phoneのオンライン契約は終了しているため、端末セットを契約したい人は実店舗に行って契約することを忘れないで下さい。
新規契約する場合(はじめて電話番号を取得)
新規契約する場合(はじめて電話番号を取得)は、大きく3つのステップが必要です。
- UQモバイルに申し込み
- 商品が自宅に届く(実店舗ならすぐに入手)
- 利用開始
UQモバイルに申し込みをすれば、電話番号の取得と商品(端末セットやUQモバイルのSIMカード)を購入できます。
実店舗であればその場で商品を入手、即利用できますが、オンライン契約の場合手続きが完了すると、後日自宅に商品が届きます。
また、UQモバイルのSIMカードのみ契約した方は、自分が用意したガラケーにUQモバイルのSIMカードを挿入し、あとは初期設定するだけですぐに使えます。
他社から乗り換える(MNP転入)場合
他社から乗り換える(MNP転入)場合、大きく4つのステップが必要です。
- 現在利用している携帯会社に連絡してMNP予約番号を取得
- UQモバイルに申し込み
- 商品が自宅に届く(実店舗ならすぐに入手)
- 利用開始
新規契約と大きく違う点は、MNP予約番号を取得する点です。UQモバイルに申し込みをする前に、事前に取得しておいて下さい。
なお、MNP予約番号は有効期限があります。有効期限切れにならないためにも、UQモバイルの申し込みと同日に行うと良いです。
UQモバイルに申し込みをすれば、電話番号の移動(MNP転入)と商品(端末セットやUQモバイルのSIMカード)を購入できます。
実店舗であれば即日で手続きが完了しますが、オンライン契約の場合手続きが完了次第、後日商品が届きます。
また、UQモバイルのSIMカードのみ契約した方は、自分が用意したガラケーにUQモバイルのSIMカードを挿入して初期設定をすればすぐに使えます。
まとめ
UQモバイルではガラケー(ガラホ)が使えます。公式サイトにも動作確認端末として複数の機種が掲載されており、UQモバイルで販売しているDINGO Phoneだけでなく他社の機種も利用できます。
ただし、利用する際はいくつかの注意点があります。
まず、UQモバイルのDINGO Phoneはオンライン契約が終了しており、取扱店舗(実店舗)もほぼ在庫がない状態です。中古スマホショップなどで機種を確保する必要があります。
それに対応機種を用意したとしても、セキュリティサービスといった一部のサービスが使えません。
さらに、UQモバイルのDINGO Phone以外の機種は事前にSIMロック解除が必要になります。
このように、UQモバイルはガラケーに対応した数少ない格安SIMですが、何かと制約があり使いづらい反面もあります。
しかし、ガラケー利用者にとって重宝される貴重な格安SIMとして、今後も注目といえます。